Vital Sensor(非接触バイタルセンサー)

非接触バイタルセンサー

介護施設・在宅見守りのDX化

今DX化と言う言葉が流行っていますが、医療・介護の分野でも在宅見守りのDX化と言われます。

そもそもDXとは何か?ですが、デジタルトランスフォーメーションの事だそうです。トランスフォーメーションとは「変化、変形、変容」のことだそうです。

とすると在宅見守りのDX化とはデジタル機器を使い、今までとは違う変化・変容した在宅見守りという事になります。要はデジタル機器を使い遠隔(病院=自宅)でも診療出来る、遠隔(介護施設=自宅)でも見守りが出来る。会社にいてもスマホを使って自宅で一人でいる親の見守りができる。なにか急な事態となったら訪看さんにお願いして、代わりに行ってもらうなどです。

我々が持っているお薬手帳を電子化して、そこで体調管理、病歴、処方した薬の種類、かかりつけの医者情報等々の情報の共有化も可能です。自分の保険証もそれに紐づける、マイナンバーカードも紐づけるなんて言う事も可能となると思います。自分の電子カルテのデータも自分で管理し、必要な時にすぐダウンロードすることも出来るようになるかも知れません。そんなDX化の中で弊社の非接触バイタルセンサーも介護施設・在宅見守りのお手伝いができれば幸いです。

弊社の非接触バイタルセンサーはスタンドアローンで脈数・呼吸数とその強さと脈・呼吸の有る無しの判定をセンサー内部で処理し、出力します。よって上位の見守りシステム側でやって頂くことは、そのデータを受け取り、UIの作成と緊急時のアラートの発報くらいになります。非常に使いやすいです。また介護施設様におかれても、弊社のセンサーにもしご興味があれば、その見守りサービスをされているシステムインテグレーター会社をご紹介させて頂きます。お気軽にお問合せ下さい。

ミオ・コーポレーション独自のドップラーセンサー制御技術によりマイクロ波により非接触で生体感知を行い、対象者の活動または安静時の体表の動きから脈・呼吸 を高精度に感知します。更に使用エリアの電波状況を正確に学習させる事で、複 雑な電波環境でも誤報を最小限に抑えます。
具体的にできることは

  1. 脈・呼吸の参考値(bpm)出力
  2. 脈・呼吸・体動の有る無しをそれぞれフラグ判定(「1」または「0」)の出力
  3. 脈・呼吸・体動の活動量(現在値)のそれぞれアナログ値出力 (33000~65536の間の値の増減)
  4. 感知距離は対象の方がじっとしていて2.5m~3m/MAX。
  5. 周波数解析の方式はFFT周波数解析は使用していません。
  6. ドップラーシフトは使っていません。

*上記3.の値でできること*

  1. (1)1秒毎の値を拾うことにより
  2. a.寝返りの頻度:眠りの質の解析
  3. b.起上りの初動を感知
  4. c.看取りの兆候の感知
  5. d.あるお客様の使い方ですと、複数人の方のこの値をクラウドサーバーに吸い上 げAIにより解析することにより、バイタル状態の変化、予兆等ビッグデータとし て活用頂けます。
  1. (2)活動量の1日、1週間、1ケ月の平均値の比較検討
  2. a.体表に現れる脈・呼吸の活動量の平均値の変化を比較分析することにより1日、1週間、1ケ月の体調の変化の管理に利用可能
  3. b.独居の方の在宅での見守りに有効。脈・呼吸の活動量の増減を感知。

以上、他の追随を許さない独自のものです。



某介護施設の一人部屋での24時間の呼吸と体動の活動量の変化のグラ フ(ご参考)

某介護施設の一人部屋での24時間の呼吸と体動の活動量の 変化のグラフ 某介護施設の一人部屋での24時間の呼吸と体動の活動量の 変化のグラフ バイタルセンサーのお問い合わせ

特徴

非接触バイタル生体センサーの特徴

1.最大の特徴としては、御社でお持ちの見守りシステムに大幅な変更無しで、弊社のセンサーを後付けできることです。弊社のセンサーはマイクロ波により取得した体表の動きから、脈と呼吸へのフィルタリング等の難しい処理は内部で終わっており、また閾値による脈・呼吸の有る無しの判定も内部で終わっております。よって弊社のセンサーに、通信仕様書の取り決めに基づいたコマンドを送っていただければ、40~50Byteのシリアルデータ(出力)を御社システム側に送り返すことが可能です。御社のシステム側でやって頂くことは、弊社のセンサーからの出力に基づいて異常時にメールを送るとか、UIを考えて頂くこととか、アップロードされたバイタルデータを解析して頂くことです。

2.弊社は過去MIOWHSと言う参考用管理ソフトを用意しましたが、それ以降は自社のソフトは開発しておりません(唯一、HP導入事例にある群馬県のナーシングホームあい「誉」様に9年前導入済)。理由としては弊社はセンサーメーカーとして専念したく、見守りシステムをお持ちのお会社の競合になる意思はないからです。よって微力ながらSDKとしてMIOWHSのWindows版とAndroid版のソースコードを開示させて頂いております。(通信仕様書、ソースコードの開示は秘密保持契約書締結後となります)

【長所】

利用している24GHzのマイクロ波は金属板、セメント、水以外は透過します。よってウェラブルのセンサーの様に体に直接取り付けることなくセンシングでき、かぶれ・痒みの心配もありません。

  • 壁の中に埋め込んで利用することが可能
  • 光による誤動作が無い
  • 体重等の変化による誤動作が無い
  • 経年変化による誤動作が無い
  • 出力できる値として活動量があります。その数値を分析することにより認知症により併発する睡眠障害の程度を知ることができます。
  • 対象の方がじっとしていて、脈・呼吸をセンシングできる距離は10cm~2.5mです。呼吸は3mまで感知できると思います。
  • 構造が単純なため安価でご提供可能です。

【短所】

金属板、セメント、水以外は透過するため、隣の部屋とか廊下とかの動きを拾う場合があります。これに関してはセンサーの向きとか感度調整により対処できます(弊社でサポートさせて頂きます)。
脈・呼吸の参考値を出力できますが、空気中のノイズ等の影響で、ウェラブルのものに比べて5~15%誤差があります。

競合他社の見守りセンサーとの比較

方式

  • マットセンサー

  • 光センサー

  • タッチセンサー

  • 弊社非接触バイタルセンサー

仕組み

  • 圧力

  • 赤外線

  • 圧力

  • マイクロ波(24GHz)を使用。マイクロ波は金属板、セメント、水以外は透過するので、体表までのマット、衣服等は透過してセンシング。

設置の仕方

  • ベッドのマットの上か下

  • ベッド近くの壁等

  • ベッドの近くの壁等

  • ベッドのマットの下か、真上2.5m

接触 / 非接触

  • 接触

  • 非接触

  • 接触

  • 非接触

耐久性

  • 使用に伴う圧力の変化により構造的に歪みが生じてくる。

    常時かかる圧力の影響により1年に一回交換が必要な場合がある。

  • レンズの曇りが生ずる。太陽光、蛍光灯による誤動作あり。

    圧力等の応力の影響はないので、5年以上使える。

  • 接点式、静電容量式とかあるが、接触回数により寿命がある。

    使用状況にもよるが2~3年は使える。

  • 圧力等の応力はセンサー自体にはかからないので、ストレスフリー。5年以上

誤報

  • ×

    寝返りとの区別がつきにくい

  • 何かが横切れば反応する

  • 何がが触れば反応する

  • 人のバイタルに反応し体動を区別できる。

見逃し

  • ×

    よける場合がある。

  • ×

    センサーの向きがずれる場合がある。

  • ×

    自分では触れない場合がある。

  • 人のバイタルに反応し体動を区別できる。

被介護者への負担

  • ×

    寝心地に影響

  • なし

  • なし

  • なし

安全性

  • 問題無し

  • 問題無し

  • 問題無し

  • 問題無し(使用する24GHzのマイクロ波は人体に影響ない=EAE認証取得済)

見守りソフト

  • 有り

  • 有り又はナースコール連携

  • 有り又はナースコール連携

  • 無し(但し、弊社のセンサーを組み込んだ協力会社の見守りソフトをご紹介します)

コスト

  • ×

    高価

  • ×

    高価

  • 比較的安価

  • 安価(1台より販売可)

マットセンサー方式

仕組み
圧力
設置の仕方
ベッドのマットの上か下
接触/非接触
接触
耐久性
使用に伴う圧力の変化により構造的に歪みが生じてくる。常時かかる圧力の影響により1年に一回交換が必要な場合がある。
誤報
× 寝返りとの区別がつきにくい
見逃し
× よける場合がある。
被介護者への負担
× 寝心地に影響
安全性
問題無し
見守りソフト
有り
コスト
× 高価

光センサー方式

仕組み
赤外線
設置の仕方
ベッド近くの壁等
接触/非接触
非接触
耐久性
レンズの曇りが生ずる。太陽光、蛍光灯による誤動作あり。圧力等の応力の影響はないので、5年以上使える。
誤報
△ 何かが横切れば反応する
見逃し
× センサーの向きがずれる場合がある。
被介護者への負担
〇 なし
安全性
問題無し
見守りソフト
有り又はナースコール連携
コスト
× 高価

タッチセンサー方式

仕組み
圧力
設置の仕方
ベッド近くの壁等
接触/非接触
接触
耐久性
接点式、静電容量式とかあるが、接触回数により寿命がある。使用状況にもよるが2~3年は使える。
誤報
〇 何がが触れば反応する
見逃し
× 自分では触れない場合がある。
被介護者への負担
〇 なし
安全性
問題無し
見守りソフト
有り又はナースコール連携
コスト
△ 比較的安価

弊社非接触バイタルセンサー

仕組み
マイクロ波(24GHz)を使用。マイクロ波は金属板、セメント、水以外は透過するので、体表までのマット、衣服等は透過してセンシング。
設置の仕方
ベッドのマットの下か、真上2.5m
接触/非接触
非接触
耐久性
圧力等の応力はセンサー自体にはかからないので、ストレスフリー。5年以上
誤報
〇 人のバイタルに反応し体動を区別できる。
見逃し
〇 人のバイタルに反応し体動を区別できる。
被介護者への負担
〇 なし
安全性
問題無し(使用する24GHzのマイクロ波は人体に影響ない)
見守りソフト
無し(但し、弊社のセンサーを組み込んだ協力会社の見守りソフトをご紹介します)
コスト
〇 安価(1台より販売可)
バイタルセンサーのお問い合わせ

機能

マット、衣類を透過して直に体表の動きの反射波から脈・呼吸をセンシングします。24GHzのマイクロ波を応用して、非接触で脈・呼吸のバイタル値をセンシングします。
下記動画は非接触でバイタル(脈・呼吸)のセンシングを実証実験をした模様です。

まず弊社のMS-101(Bluetooth版ルームセンサー)を利用して約1m離れて非接触でバイタルデータを取得しています。

  • 非接触でバイタル(脈・呼吸)のセンシング

一番下のグラフが元データの体表の動き(呼吸=みぞおちの動き、脈=体表の静脈流の動きを含む)です。その中に含まれる呼吸・脈の成分をセンサー内部でフィルタリングし、一番上が脈のグラフで真ん中が呼吸のグラフになります。ここでは実験として呼吸を止めた場合の様子を表しています(画面右の方)。具体的には呼吸はないけど、脈は残っている様子です。ご参考にしてください。

動作原理

環境設置型の電波型センサによる状況認識技術

非接触バイタルセンサーの動作原理は、電波が人などの物体にあたり反射すると、物体の動きによる揺らぎが生じる。この揺らぎを分析することで状況を認識する技術が、電波型センサにおる状況認識技術である。室内に壁掛け等で設置したアンテナから空間に電波を放射し、空間中の様々な物体で反射した電波を受信すると、そこには複数の物体の動きによる周波数変化(ドップラー効果)や振幅変化が観測できる。これに周波数解析による信号分離や統計的なモデリング手法を用いることで、様々な状況の認識を行う。

呼吸や脈拍などのバイタル情報を一種の状況と捉えると、呼吸は0.3Hz前後の周期性をもつ胸腹部の振動現象であり、脈拍は1Hz前後の周期性をもつ微細振動現象である。電波に波長の短い10.5GHz帯や24GHz帯を用いると、これらの微細な変動を受信信号の位相変化として捉えやすく、実際に数m程度の遠隔から効率よく捉え得ることを確認している。またドップラー効果はスピードガン等で利用される原理であり、対象の速度を検知可能である。これを応用し、物体の落下や人の転倒などが発生した際に観測できる速度変化のパターンから、それら事象の発生を検知することも可能である。

ドップラー効果の原理

ドップラー効果の原理 ドップラー効果の原理

見守りセンサーについて

見守りセンサーとは皆様CMでご存知の象印のポットから、LED電球に人感センサーを組み込んだもの、ルームセンサー、ベッドセンサー、カメラ、ドアの開閉センサー、家庭の電力量・家庭用ガス量の消費監視センサー等々色々あります。ただここで非常に重要なのが、見守りセンサーで異常を感知した場合に、どう人に伝えるかですが、これはUI(ユーザーインターフェース)・通信の問題が絡んできます。つまりセンサーと監視ソフトウェアと通信ネットワークの組み合わせが必要となります。大きく言うと見守りセンサーとはこの3つが統合したものを言うのではないかと思います。(ここで言うセンサーの一つとして弊社の非接触バイタルセンサーがあります)

見守りセンサーとは

弊社非接触バイタルセンサーは上記見守りセンサーの中のセンサーのみのことになります。
主に上記監視ソフトウェアと通信ネットワークの開発をされるSI(システムインテグレータ)会社様にご採用頂き、センサーとして見守りシステムに組込んで頂けないと皆様のお役に立てません。専門的に言えば弊社のセンサーは非接触バイタルセンサーですが、大きく言うと見守りセンサーの重要な仲間であると自負しておりますので、これからは見守りセンサーとしてもPRして行きたいと思います。

  • 転倒、離床の初動検知
    転倒、離床の初動検知
  • 夜間の徘徊検知
    夜間の徘徊検知

見守りシステム=センサー+システム(+@カメラ、温湿度センサーetc,,,)
上記の様になっています。

弊社ではこの「センサー」をシステム会社様へご提供させて頂いています。
弊社バイタルセンサーの特徴は非接触でストレスを介護者に与える事なく、バイタルデータを取得出来る事です。2012年から販売を行い大きな事故、トラブルもなく現在も数多くの施設で稼働しています。

冒頭に記載したように、日本は高齢化社会が進んでいます。
これまでは介護施設、住宅が高齢者をケアする時代でしたが、今後は超高齢化社会になり、自宅介護(在宅介護)が増えていくと思われます。

ご両親の安否確認が出来るセンサー

弊社では現在、自宅介護(在宅介護)でもバイタルセンサー付き見守りシステムを様々な方にご提供出来る様、バイタルセンサーと連携し部屋全体を見守れるセンサー、温湿度(CO2付き)センサーを開発中です。仕事で自宅を離れていても、実家から離れていてもご両親の安否確認が出来るセンサーを開発中です。近日完成予定ですので、出来上がりましたらHPに製品仕様をUPしますので、是非ご確認くださいませ。

離れたご両親、仕事をしながらも介護をする方々の力になれる様、今後も社員一同業務に励んでまいります!!


介護施設様向け

非接触バイタルセンサーで業務に活かせる事

1.介護施設

業務負担の低減

介護施設の業務負担の低減

主に夜間巡回で巡視時間低減が可能です。

業務効率 118分/日を実現。

スタッフに心の余裕を与える事が出来ます。またバイタルデータをデータ取得出来る為、手書き業務低減にも活用出来ます。

対応型番 MSS-11□、LSS-10□(別途見守りアプリが必要です。お問合せフォームからご相談ください。)

離床予知、離床

介護施設の離床予知、離床

ベッドからの起き上がり(離床予知)、離床を感知して知らせる事が出来ます。

認知症の利用者様の徘徊対策、夜間のトイレ対応などに活用出来ます。

対応型番 MSS-11□、LSS-10□(別途見守りアプリが必要です。お問合せフォームからご相談ください。)

睡眠障害対策・活動量の見守り

睡眠障害対策・活動量の見守り

利用者様一人一人のバイタルデータを取得している為、睡眠時間、生活リズムをデータ分析する事で、利用者様の生活改善プランとして利用出来ます。

対応型番 MSS-10□、LSS-10□、KS-10□(福祉用具レンタル認定品)(別途見守りアプリが必要です。お問合せフォームからご相談ください。)

緊急時のお知らせとして(看取り予兆センサー)

介護施設の緊急時のお知らせとして

バイタルデータを常時取得している為、寝たきりの利用者様の健康状態を知る事が出来ます。脈、呼吸が止まるとアラートを出し、すぐにかけつけ対応する事が出来ます。

脈あり・呼吸あり、体動無し(1時間とか=褥瘡)でアラートが出来ます。

もっと具体的な例として看取りセンサーとしてその予兆の感知も出来ます。
弊社の非接触バイタルセンサーは脈・呼吸・体動の感知が別々に出来ますが、看取りの場面ですと脈を感知し続ける状態で、呼吸のみがあるか無いかの閾値を上下しだし、閾値を下るとアラートを発報します。

アラートの発報を受けた介護士さんが現場に行ってみると呼吸は有りの状態に戻っており、普通はここで誤報と解釈され、クレームになります。
しかし経験のある看護師さんは対象の方の体の臭いとか顔色で死期が迫ってるのが分かるそうで、それとセンサーの呼吸有る無しのアラートの繰り返しの挙動が一致しているので、これは看取りの予兆であるとスタッフ会議で認識頂き、それ以来この動作を看取りの予兆として使って頂いています。

ポンピング式のエアーマットでも誤動作なく使えます。夜勤の補助ツールとしてお役立てできます。

1週間~4週間のバイタルデータの記録が出来ます(SDカードに収納)。

対応型番 SSP-L1、SSP-M1(福祉用具レンタル認定品)
(ナースコール連動)

在宅介護向け

クラウドコネクタ

  • ベッドセンサー

    ベッドセンサー
    寝床のベッド、布団のバイタルデータ検知

    寝床のベッド、布団のバイタルデータ検知

    緊急事態検知
  • CO2センサー

    センサーコネクタCO2搭載
    部屋全体CO2濃度検知

    部屋全体CO2濃度検知

    日常の安否確認
  • LTEルーター TC710

    LTEルーター TC710

    センサーデータを送信

    Cloud

在宅介護見守りセット製品、介護施設での見守りシステムとしてもご利用頂けます。要介護者が多く時間を過ごすベッドには緊急事態を検知出来る様、非接触バイタルセンサーで脈、呼吸値を取得します。ベッド以外の見守りセンサーとしてはセンサーコネクタCO2付きセンサーでお部屋の呼吸成分、二酸化炭素濃度を測定し部屋にいて呼吸をしている状態(日常の安否確認)を確認する事が出来ます。

非接触バイタルセンサー、CO2センサーで取得したデータをシステムと連携する事により、ベットからいなくなったら、部屋の在室確認をとれなかったらなど、見守り対象者の状況によりご家族に連絡がいくなどの在宅介護見守りサービス構築が可能となっています。

弊社はシステム開発はしておらず、センサーのみ提供をさせて頂いております。保有サーバーまでセンサー取得情報を提供するまではご提供可能です、システム連携について詳しくはお問合せページよりご連絡ください。

介護業界見守りシステム

介護業界見守りシステム

人間が吐くCO2濃度を測定し人の「在」「不在」を検知する事が出来ます。入居者が部屋の中で生存している状態、いわゆる部屋の中で呼吸をしている状態を巡回しなくても検知する事が出来ます。

また、複数人数部屋にいるなどもCO2濃度を測定する事によりわかる為、入居者以外に誰か人がいるなども遠隔で検知する事が出来ます。但しCO2濃度の上がり下がりは時間経過が必要な為、CO2濃度変化が出るまで3~5分程時間がかかるります。

その為、緊急事態を迅速に把握するなどに関しては非接触バイタルセンサーと組み合わせる事をお勧めします。(非接触バイタルセンサーとの連携に関しては別に説明を用意しています)

防犯、セキュリティー対策

防犯、セキュリティー対策

防犯対策として現在多く運用されているのは防犯カメラです。 防犯カメラは設置しているのが外から見てもわかる為、監視しているというイメージをつける事が出来、防犯抑止効果もあります。外から見ても防犯カメラとわかる為、場合によっては死角を計算される、防犯カメラを壊されるケースもあります。

対してセンサーコネクタCO2センサー付きは部屋の中に設置し、コンセントに差し込むだけなので気づかれないで防犯対策が出来ます。また呼吸から吐き出すCO2濃度を検知している為、息を止めない限り侵入を検知する事が可能となっています。

これまで防犯カメラ、赤外線センサーなど人間の姿、動きが防犯セキュリティーの中心でしたが、生物の特性、呼吸CO2濃度を検知する事により更なる防犯強化対策として有効です。

アパート、マンション

アパート、マンション

不動産関係の方々、オーナー様必見!

近年ニュースでも報道されている「孤独死」問題、日本は2007年から※1超高齢化社会に突入しています、2025年には全人口の約30%、2060年には全人口の約40%が65歳以上に達すると予測されています。今後更に、高齢者の一人暮らしが多くなることのは必然です。

2016年統計では在宅死は16万9,400人、その半数以上84,700人が孤独死と推測されています。これは自殺者21,017人をはるかに上回る数です。センサーコネクタCO2センサー付きを部屋に設置すれば、呼吸がない状態を検知する事が可能となり、システム、警備会社と連携する事により孤独死の早期発見が可能となっています。いち早く死亡確認を知らせる事により親族への連絡また家主、近所の住民への方々の迷惑を抑える事が出来ます。

また、死亡発見が遅くなれば事故物件として扱われます。不動産会社、オーナーは部屋の掃除代など費用が莫大にかかることになり、更に事故物件という事を公表しなくてはいけません。また入居率を上げる為に家賃の値下げなども行っていかなくてはこれまでと同じ入居率を確保するのは難しいと言われています。

不動産としての価値を守る為、そして何より人間の最後をいち早く周りに知らせる事、可能性をもったセンサーがセンサーコネクタCO2センサー付きです。

※1超高齢化社会→65歳以上の人口割合が全人口の21%を占めている

ホテル

ホテル

ホテル、宿泊施設では部屋の広さ人数によって価格設定がされています。ほとんどのケースとして客側がホテル側にウソ無く申請をしていますが、まれに人数を少なくして宿泊するなどの状況もあります。

そこでセンサーコネクタCO2センサー付きを部屋に設置する事により、部屋に何人くらい人がいるかが部屋の外からでもCO2濃度をデータ分析する事によりわかります。1人→2人などは顕著にCO2濃度がわかります、但し4人か5人などはデータ分析を細かくしないと判明する事は難しそうです。

また、ホテルはお客様のプライベート空間の為、部屋を何回も訪れる、外出したか部屋を見に行くなどは配慮して行わなければなりません。センサーコネクタCO2センサー付きを設置しCO2濃度を分析する事により、部屋に人がいるのかいないかが部屋を訪れなくてもわかる為チェックアウト後の掃除、お出かけ後の布団準備などお客様のプライベート空間を守りながら、業務効率をあげる事が出来ます。サービス向上+業務効率UPにも期待できる効果があります。

寮

学生寮、社員寮などは大きく分けて2つあります。集合寮とワンルーム寮。
ワンルーム寮は個人に請求が行くため、使用分だけ個人で負担するという事になります。対して集合寮の場合は毎月一定額を収める、つまりどれだけ使っても使わなくても一定金額を支払う、という事になります。人間は不思議なもので個人負担の場合は電気などこまめに消すなどエコ意識があるのですが、一定額の支払いになると、電気つけっぱなし、エアコンつけっぱなしなどエコ意識がなくなる人も多くいるみたいです。

これは寮を営む側としては大きな問題となります。
この問題にもセンサーコネクタで解決できる事が出来ます。各部屋にセンサーコネクタCO2センサー付き設置し、部屋に人がいない状態、すなわちCO2濃度が人がいない環境数値と近しい値になると部屋の電源を自動でOFFにするなどの仕組みを作れば問題解決が出来ます。赤外線センサーなどは人の動きを検知する仕組みなので就寝時などには活かす事が出来ません。

これに対しセンサーコネクタCO2センサー付きは、人間は寝ている間も呼吸をしている為、吐き出されるCO2濃度を検知する事により、この問題が解決する事が出来ます。寮は数十人~数百人くらしています、まとめてエコ対策する事により環境にもやさしく、経営も豊かにする事が可能となっています。

職場、オフィス、会議室

職場、オフィス、会議室

普段働く場所がどのくらいCO2濃度があるかわかる人はあまりいないと思います。しかし、働いていて頭がボーッとする、集中力が続かない、眠くなるなどの経験がある人は多いのではないでしょうか?

その原因との一つとしてCO2濃度が影響を与えていると言われています。このカテゴリーではセンサーコネクタCO2センサー付き、CO2濃度数値を用いた職場環境改善について活用用途をご紹介します。とある実証実験では、CO2濃度がある一定量を超えると業務効率が著しく落ちるというデータがあります。アメリカの大学研究論文としても書かれている内容もあります。具体的にはCO2濃度が

  • 1,000ppm・・・・・思考力に影響が出る。
  • 2,000ppm・・・・・眠気を感じる人が出てくる。
  • 3,000ppm・・・・・肩こりや頭痛を感じる人が出てくる。
  • 3,000ppm以上・・・集中力、意思決定に支障をきたす。

とあります。
理想的なCO2濃度は500-650ppmとなっており、950ppmを目安に換気が必要と言われています。みなさんの職場環境はどのくらいのCO2濃度か気になりませんか?

働き方改革など業務効率改善が求められている時代です、しかし限られた人数で業務をこなす事が多いのが現状です。少しでも良い環境で業務効率を上げる事が出来るのであれば企業にとっても従業員にとっても嬉しい事です。そんなサービスが今後広がる可能性もセンサーコネクタCO2センサー付きにはあります。

トイレ

トイレ

コンビニなどのトイレを使用していていきなり電気が消えた!など一度は経験したことがある人も多いのではないでしょうか??

このトイレの仕組みとしては赤外線センサーを使用しており、人の動きを検知してある一定時間動きがなければ自動で電気が消える。また動きがあれば電気がつくという仕組みになっています。この仕組みが導入されたきっかけは、電気を消さないで利用する人が多かった事が理由としてあげられています、いわゆるインフラ系固定費の節約目的として導入されました。

しかしながら冒頭でお伝えしたように動きがなければ電気が消えてしまい、また何かの動きがあればずっと電気がついたままとなってしまいます。トイレの自動電源ON/OFFに関してもセンサーコネクタCO2センサー付きは活用出来ます。人間の呼吸、CO2を感知して動きが無くても呼吸のCO2を検知する為、動きがなくても電源が消える事がありません。

また、動きにはCO2成分はふくまれない為、トイレで何か揺れるモノなどがあった場合でも電源はOFFの状態のままで、必要な時に必要な電源を供給する事が可能となっています。飲食店などでは、トイレの「空き状態」をモニターなどで展開しているところもあります、コンビニ、飲食店、自宅など様々な場所に設置されているトイレ自動電源ON/OFFにも活用する事が出来ます。

ペットの見守り

ペットの見守り

弊社、非接触バイタルセンサーは人間を対象として作られており、これまで動物、ペットの問合せも多く頂いておりましたが、なかなかデータ取得が困難でした。

しかしセンサーコネクタCO2センサー付きはバイタルデータではなく生物の呼吸成分、CO2を検知しています。とある実証実験で、様々な小動物を様々な収容BOXに入れCO2濃度がどのくらい吐き出しているか実験されました。この実証実験で小動物でも呼吸としてCO2を吐き出している事が判明しています。この原理を活かし、家で飼っているペットの見守りにも運用の可能性が出てきました。

ペットなどの小動物は人間と比べ吐き出すCO2量が少ない為、見守る範囲には注意しなくてはなりません。人間の場合、6畳程の部屋であればセンサーコネクタCO2センサー付き1つでCO2濃度が顕著に出ますが、小動物の場合は見守る範囲を指定する(部屋の一角に小屋を置き小屋内での見守り)、もしくはお部屋に複数のセンサーコネクタCO2センサー付きを設置してCO2濃度の反応を検証し複数台設置で検知が出来るかなど実証実験での確認が必要です。これまで難しいと言われていたペット見守りに新たな可能性をセンサーコネクタCO2センサー付きが生み出すかもしれません。

バイタルセンサーのお問い合わせ

安全性

最近、当非接触バイタルセンサーに関して、利用している24GHzのマイクロ波電波の安全性に関する問い合わせを多く頂いておりますが、ベッドセンサールームセンサーは、ペースメーカーを装着された方にも安心してお使い頂ける機種です。

当センサー内蔵のドップラーセンサーはISMバンド、24GHz、出力10mW以下のマイクロ波を利用しています。ISMバンドとは(Industry-Science-Medical)の頭文字を取ったものです。

【国際的にISMバンドとして認可】

国際電気通信連合(ITU)により、電波をもっぱら無線通信以外の産業・科学・医療に高周波エネルギー源として利用する為に割り当てられた周波数帯である(24.125GHz等)。ISMバンドを用いる著しく微弱な電波を用いた無線局(微弱無線局)と言える。

微弱な電波を用いるので、免許を要する業務に与える影響も少なく、ISMバンドを利用する機器は国際展開において有利である。

【特定小電力無線局】

移動体検知センサー用無線設備(標準規格ARIB ATANDARD)の中のARIB STD-T73に規定される。

  • 本標準規格は「移動体検知センサー用無線設備」について策定されたものである。
  • 本標準規格は電波法施行規則第6条に規定される特定小電力無線局の内、移動体検知センサー(主として移動する人又は物体の状況を把握する為、それに関する情報、対象物の存在、位置、動き、大きさ等を高精度で取得する為使用するものであって、無線標定業務を行うものをいう)用無線設備について規定したもの。
  • 指定周波数帯、10.5GHz~10.55GHz、24.05GHz~24.25GHz
  • 空中線電力は0.02W(20mW)以下とする。

【EMCC】

「電波環境協議会(EMCC)医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話端末等の使用に関する指針」より唯一病院内ナースコールシステム用として使われているPHSに関して下記、引用。

PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)の使用
これまでに収集した国内の実験データ等を検討した結果、医療機関の屋内に設置されたPHS基地局等から発射される電波により医用電気機器が誤動作する可能性があるため、医療機関の屋内で設置・使用する場合、医療機関は次の注意事項を遵守することが望ましい。

【PHS基地局】

医療機関の屋内に設置されるPHS基地局は、送信バースト出力160ミリワット(平均出力20ミリワット)以下のものに限ること。

基地局を設置する医療機関は、電波による医用電気機器への影響を医用電気機器製造業者、電気通信事業者等の関係者に確認し、医用電気機器に影響を及ぼすことがないよう管理区域を設けるなどの対策を講じた上で、基地局を設置すること。

【PHS端末(デジタルコードレス電話(親機・子機)を含む】

送信バースト出力80ミリワット(平均出力10ミリワット以下のものをいう。)

使用可能なPHS端末の識別
医療機関内で使用するPHS端末は、携帯電話端末、ハンディタイプのアマチュア無線機、アナログコードレス電話等と容易に識別できるように管理すること。

(例1:PHS端末を医療機関内で使用する場合には、医療機関の許可を受けなければならないこととする。)
(例2:医療機関内で使用するPHS端末には、識別用ステッカーを貼付することとする。)

*上記記述に対して当センサーの出力は10mW以下である。

【総務省「電波利用ホームページ」より周知・情報Q&Aより】

https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/pr/index.htm#4000215
上記Q&A中、Q4の末尾掲載

●電波法無線設備規則第14条の2(人体頭部における比吸収率の許容値)
携帯無線通信を行う陸上移動局及び非静止衛星に開設する人工衛星局の中継により携帯移動衛星通信を行う携帯移動地球局の無線設備(伝送情報が電話(音響の放送を含む。以下この項において同じ。)のもの及び電話とその他の情報の組合せのものに限る。)は、当該無線設備から発射される電波の人体頭部における比吸収率(電磁界にさらされたことによって任意の生体組織10gが任意の6分間に吸収したエネルギーを10gで除し、さらに6分で除して得た値をいう。以下同じ。)を毎kg当たり2W以下とするものでなければならない。ただし、次に掲げる無線設備についてはこの限りではない。

一、平均電力が20mW以下の無線設備
二、前号に掲げるもののほか、この規定を適用することが不合理であるものとして総務大臣が別に告示する無線設備

*上記記述に対して当センサーの出力は3mW以下である。

非接触バイタルセンサーカタログ

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