車載 脈R-Rらしきもの感知

2023年3月15日

弊社の非接触バイタルセンサーは2.5m離れても人の脈と呼吸が感知できます。

色々な用途があり、引き合いも多いのですが、中には脈のR-Rが取れますかと言うのがあります。まずR-Rは心拍の間隔の時間の事ですが、そもそも心拍は心電計で心臓の収縮を発する起電力を測定していますが、残念なことに弊社のセンサーの脈とは体表を流れる静脈流を感知しています。要は静脈の血管の微妙なドックンドックンを感知します。その間隔をR-Rと言えないことも無いのですが、無理やりR-Rらしきものを取れるものとして下記に続けます。

弊社のセンサーの感知できる脈数(f)は毎分の数ですが、その逆数1/fに60を掛けると1拍当たりの時間(秒)になります。それのデータをとりグラフ化すると、面白いグラフとなります(添付のグラフ)。

1/f×60として数値1が60bpmで0.6が100bpmとなります(bpmとはbeat per minutes)。私の脈数は大体仕事中は75bpm位ですので数値は0.8となります。仕事中に取ったデータですと大体0.6~0.8の間に収まりますが、車に載って取ったデータですと、場面により0.6~0.8に加えて0.8~1.0が加わったグラフとなります(添付のグラフ)。1.0とは脈数60bpmですので、低いですね。高速道路でぼーっとしてクルージングしていると0.6、興奮してくると0.6~0.8の領域になると言うところでしょうか。

添付のグラフは車で測定したもので、横軸が12:00から17:22までを凝縮してあり、分かりずらいですが、13:43出発、13:53に高速道路に侵入、高速を降りて15:27~15:34の脱落は7&11立ち寄り、16:01近辺の脱落は小休止です。その後また高速道路です。例えば0.9を閾値としてそれを超える回数をカウントするとリラックスしているか、ちょっと眠いかが取れるかなと言う感じです。

今回のチャレンジは継続しますので、またデータをアップします。
ご参考にしてください。

車載 脈R-R
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