某介護施設で見守りシステムを導入して劇的に人的な効率化を実現

2024年7月31日

あるテレビ番組で、某介護施設で見守りシステムを導入して劇的に人的な効率化が出来、スタッフの定着率が飛躍的にあがったとありましたのでご案内します。

具体的には、介護施設では普通夜間の3時間ごとの巡回は法律で決められており、それが大変な負担になっている様です。つまり50床の介護施設として昼間はスタッフが20名いるので良いとして、夜間はスタッフが1~2名になってしまい、定期巡回の他ナースコールの呼び出し等で毎夜大変な状況であるとのこと。それが見守りシステムを導入していれば、システムの画面上で臥床・バイタルが確認できていれば巡回までには及ばないという事になり、大変効率化ができたと言うことでした。また巡回することにより眠ている方を起こしてしまう事も防げるとのことでした。

このことの実現の為には介護施設は監督行政機関に了解を取らなければならないという事ですが、その番組の介護施設では粘り強く交渉して巡回を省く(PCでは確認)ことに成功し、若いスタッフの定着化に成功し入居者も喜び、スタッフも喜んだとの事でした。優秀な介護士の確保は介護施設にとっては命運を分けるところだと思います。

この様に介護DXはますます避けれない状況になってきていると思います。今までは補助金が出ないと見守りシステムを導入出来ないと言う話が多いと聞きましたが、時代は急速に変化しており、補助金がなくても施設のDX化の為、見守りシステムを導入することが当たり前になる様な気がします。

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