2025年4月8日
先週、見守りシステムを販売しているお会社の方と話していた時、2024年度の有力各社の販売台数のお話がありました。
A社:51,000台(業界TOP)
B社:20,000台
C社:15,000台
E社:15,000台
計:101,000台
確か2019年にお聞きした介護業界に出荷済のベッド数が、介護施設が100万台、在宅貸し出し用で99万台で計199万台だったと思います。その時はベッドセンサーの装着率は5%の10万台いっていなかったとお聞きしていましたが、上記2024年は単年で約10万台ですので、単純計算で5年で50万台としても装着率はまだ25%程度と言う事になります(2020年以降、ベッド数が増えていると思われますが、それは無視します)。
ただ介護施設の100万台を考えれば装着率は50%近くなってきていると思われます(でもまだ半分ですね)。そして在宅用介護ベッド99万台に関してはベッドセンサーの装着率は限りなくゼロに近いと思います。
理由として見守りシステムも1床あたりハード代が10~15万円、月額管理費が2000円程度として、在宅の見守り用で導入するのはコスト的にハードルが高過ぎです。まだまだ課題多しで、在宅用の普及には時間がかかると思います。介護施設にしても、80%の介護施設が赤字経営とお聞きしますが、見守りシステムの導入は補助金だよりの様で、これが導入が遅れている主たる原因だと思います。ただ時代はどんどん進んでおり、介護業界も介護士の募集もままならない状況ではDX化は避けれないと思います。
見守りシステムのメーカー各社もコストをなるべく抑え、補助金なしても導入出来る様に利他の精神で頑張るしかないと思います。弊社も非接触バイタルセンサーのメーカーとしてコストの低減には努力してまいります。希望のコストがあれば是非御相談下さい。
どうぞよろしくお願い致します。