CO2センサー⇒『三密対策』『働き方環境改善対策』として

2020年4月23日

はじめに、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、影響を受けられている皆様に⼼よりお⾒舞い申し上げます。緊急事態宣言が出され、皆様が「Stay Home」必要最低限の外出は控え、日本全国で日常生活が過ごせるよう協力し合っていけたらと存じます。

コロナウイルス感染で問題となっている「三密」は今後も継続して注意していかなくてはならない問題です。

  • 換気を行う
  • 人の密度を下げる
  • 近距離での会話や発声などを避ける

上記3項は今後日常業務中でも気を付けるべき点かと思います。
人の密度、話す距離については会議人数制限、席位置の固定決めなどをすれば対策出来る事ですが、換気環境に関しては室内のCO2濃度を測定しないと換気をどれくらいの頻度で行ったら良いか不透明な部分があります。
一般的にCO2濃度が1,000ppmを超えると、換気が必要な環境と定義されています。
(厚生労働省 建築物環境衛生管理基準より)
三密対策として密閉環境を防ぐ為には、1,000ppmの手前おおむね800ppm~900ppmを換気基準として考えると良いと思われます。

弊社のセンサーコネクターはコンセントに差し込むだけでCO2濃度、温度、湿度を測定します。
センシング精度も高く室内環境の測定として有効活用可能です。
下記グラフは弊社会議室に設置したCO2センサーデータをグラフ化したものです。

CO2センサーデータ

時系列と照らし合わせると人の入室、おおよその人数までも推測が可能です。
16:00頃は会議室のCO2濃度も1,000ppmを超える数値となっているのがわかります。
会議時間も長引いており換気環境が必要といえる現象です。

またアメリカの大学研究の発表ではCO2濃度によって、働く人の生産性が変わるという研究発表もされています。
ウイルス対策だけでなく働く環境改善対策としても換気は大切な事と言えます。
CO2濃度が1,000ppmを超えたらスマホに換気のアラートメールを送る仕組みの提供もしていますので、お気軽にご相談ください。

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