2021年4月1日
新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、政府は「まん延防止等重点措置」を、来週5日から1か月間、大阪府、兵庫県、宮城県に適用する方針を固めました。その中に二酸化炭素濃度測定機(CO2センサー)の設置による換気の徹底義務化も申請内容として含まれています。
ニュース、報道番組でCO2センサー設置義務化に関してこんな意見が出ています。「CO2センサー設置を義務化したところで、しっかりと換気を行えるかは別問題。飲食店でCO2センサーを設置している店をいくつか見た事があるが、店員もお客も誰も数値を気にしていない。設置を義務化するなら周囲に換気を知らせてくれる仕組み作りが必要だ。」
この話しに私も同感です。
せっかく導入をしてもそれを活かさないと感染症対策になってないし無駄なお金が出ているだけです。飲食店で主に設置しているのは置き型モニタータイプのCO2センサーです。手のひらサイズくらいのモニターにCO2濃度、温度、湿度が表示されるだけ。モノによっては筐体の色がCO2濃度によって変化するモノもあります。色の変化により周りに換気基準を知らせる事が出来ますが、手のひらサイズくらいの大きさで、周りの人が気づきますかね??モニタータイプの置き型CO2センサーは狭い空間(例えば何席事)や自宅などでは換気基準がわかりやすいですが飲食店や事業所などある程度広さがある場所で換気を徹底させるには。。。。
→家など狭い空間など数値、色も確認できますが、不特定多数がいる場合に気付くかは何とも言えません。
弊社が開発販売しているCO2センサーはIot機器ですので、測定データをインターネットにアクセスし確認する事が出来ます。「ならインターネットに接続しにいかなきゃ見れないんでしょ?誰も自分から見に行かないよ」という意見があると思いますが、タブレット・モニターなどで常に接続した画面を固定もしくはウィンドウに入れれば、大きな画面に表示する事が出来ます。またQRコードからHP上にデータ表示をする事も出来るので、どこからでも誰でも状況を確認する事が可能です。
CO2センサー設置義務の目的は換気を徹底させることです、弊社CO2センサーを使いサービス提供をしている企業様は1,000ppmを超えると、音声でアラートを出したり、表示画面全体の色を変化させたりモニタータイプとは違い、換気を基準を多くの人に気づけれるように作られています。
最新家電、Iot機器などを販売している店舗にてモニターに店内の空間データを見える化。入り口付近に設置されており誰でも換気が必要な数値か確認出来ます。
タブレットでの表示画面例です、飲食店だと注文オーダーのタブレットに表示するなども良いかもしれません。
「本当に換気をしているか?」のデータ確認も今後必要と感じています。設置をして換気をしているといっても本当に効果的になっているのか?これは設置した場所のCO2濃度データを確認しなくてはわかりません。表示するだけでのCO2センサーでは感染症防止には効果的なのか疑問が残ります。これからCO2センサー設置をご検討の自治体様、「誰でも、どこでも、記録に残る」Iot化したCO2センサーを検討する事をお勧め致します。
換気対策が改善され、会食がしやすい環境が1日でも早く戻ってくるよう、弊社もCO2センサーを皆様に提供して参ります。