2021年1月13日
体験型ストアb8ta、サンフランシスコで創業されたb8taは2020年8月に日本初店舗を有楽町にオープン致しました。日本初上陸のガジェット類や家電製品のみならず、ファッション、コスメ、飲料・食品(店頭では試飲と試食のみ)、アプリ、サブスクリプションサービスなど幅広いラインナップを販売しています。2021年1月9日~17日の間「JAPAN TECH CES2021」がb8taにて開催されています。日本企業のテクノロジーを体験・見学できるのは勿論、最新の家電製品なども販売されています。
東京は1月7日より緊急事態宣言が発令され、今回のCES2021は3密、感染症対策を徹底しての開催となりました。
店舗に入る際にアルコール消毒は勿論、店内に設置されたCO2センサーで換気状況を常にモニタリング。この換気アラートサービスはCYNAPS株式会社(以下、cynaps)のhazaviwe、国内初の換気アラートシステムです。hazaviweは市役所、クリニック、飲食店、博物館など幅広い分野で導入実績があります。
cynapsの岩屋代表取締役に話しを伺う事が出来ました。「b8taでは店内の中央に専用モニターを設置し、温湿度+CO2濃度を表示し換気状況を見える化しています。CO2センサーは合計3台設置されています。3つの内1つのCO2センサーが奥のブース内に設置されているのですが、設置してすぐに換気目安基準値1,000を超える数値を計測していました。
そのブースにはサーキュレーターを設置し空気循環をさせる事により、600ppm程まで下がり人が入っても基準値を超えるを抑制する事が出来ました。
CO2濃度を見える化する事は感染症対策は勿論、来場者への安心感・運営スタッフへのより高い感染症対策意識を与える事が出来ると思います。
2度目の緊急事態宣言が首都圏で発令されましたが、緊急事態宣言解除後、hazaviweが役に立てる事は必ずあると思います。まずは実際にCO2の見える化がどんな効果があるのか?体験して頂く事からスタートしてもらう事が必要だと考え、来場されたお客様で1か月無料貸し出しを行います。外出が出来ない方はHPに問合せ頂ければ順次対応をしていきます。
hazviweの特徴はIotソリューションである事です。モニター表示機器のCO2センサーはその場所に置いて、特定の人しか閲覧する事が出来ません。hazaviweはスマフォ、タブレット、PC、サイネージ、QRコード読み込み、HPとの連携など誰でも閲覧可能にする事が出来ます。
例えば飲食店であればその店のCO2濃度をHPから見る事ができ、混雑しているか・換気対策がしっかり出来ているのか、家からスマフォなどで確認する事が出来ます。
また表示するだけでなく管理画面を設けており、管理者情報専用ページを設け設置箇所の一覧表示、取得データをクラウドに蓄積している為、エビデンス、検証データとしても残す事も可能です。」とモニタータイプとの違い、hazaviweを1か月無料で使えるキャンペーンを打つ事も話して頂きました。
CO2センサー濃度を見える化する製品、サービスが2020年夏~秋頃に各社リリースをしています。hazaviweに使われているCO2センサーは、弊社CO2センサーというのも何度もHP上でお知らせしていますが、弊社では市場販売されているCO2センサーを購入、データ比較などを行っております。中には数値が明らかに他センサーと違う数値を計測するセンサーもありますのでご注意ください。
2度目の緊急事態宣言が首都圏で発令され、飲食・サービス業・人と接する仕事、オフィス内での集まりどの業界業種においてもより意識を高めて行動する必要があります。
cynapsの換気アラートシステムhazaviweは換気基準となる数値信頼性も高く、なおかつ導入する為にシステム合理化を徹底的に行い、お客様が購入しやすい価格帯で販売をしています。
緊急事態宣言後、これまでの日常生活までいきなり戻る事は難しいと思いますが、人が集中しやすい場所で安心して過ごすにはCO2を見える化する事で、周りからみて様々な人が目視出来る安心感、その場にいる人が基準値をこえると周りに注意奮起など出来る環境が、感染症対策リスク低減にも繋がるのではないかと考えます。