2024年6月10日
皆様もご存知かも知れませんが、関係筋のNEWS発表によると2025年の高齢者世帯数は約2000万世帯で内独居老人世帯数は700万世帯になるそうです。最近のNEWSで直近1年間で亡くなった独居老人の方は6.8万人と発表がありました。ご存知の方も多いと思います。私も今年71歳ですので、他人ごとではありません。
話は変わりますが、弊社の非接触バイタルセンサーを2013年から営業担当として販売してきていますが、主に介護施設への販売で総販売台数は25000台です。介護施設では1施設当たりは30台とか50台とかそう言う数の積み上げですが、10年で25000台の販売数が多いのか少ないのか悩むところです。在宅の見守りも2013年から色々営業をしてきましたが、行政、医師、ヘルパー、コールセンター、駆けつけ、と関係する人・部所が多すぎてなかなかまとまりません。これでは5年~10年はあっという間に過ぎてしまう感じです。
そこに変化が生じたのか2019年暮れからのコロナ禍でした。
感染への危惧でどこにも動けない状況で、今まで遅々として進まなかったオンライン診療に保険点数が付きだしたなど、動き出した感がありました。時を同じくしてオンライン看取りも始まり、在宅のご老人の最期の時でも、現場に看護師さんがいれば画像での確認で病院にいる医師が死亡診断書を書ける様にもなりました。これらは画期的な事でした。
また今年の保険点数改定で在宅見守りが重点項目になってきた様です。
病院に入院しても3か月で出なければならず、その受け皿として在宅の見守りは必須と思われます。弊社としても在宅の見守りに関して、非拘束な我が社の非接触バイタルセンサーがかなり有効と思っており、その普及を通して在宅の見守りに貢献したいと思っています。
一番のポイントはコストとわれますが、有名な象印の見守りポットは聞くところによると月額3000円程度とのことで、年老いた親の安否確認に子供が出せるお金はその程度が限度らしいです。ハード代見守りの管理費と合わせて月額3000円をどうやって実現できるか今後チャレンジして行きたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。